電験三種

電験三種 CBTと年2回の受験・申込|令和8年度下期の日程

電験三種の令和8年度下期の申込期間、CBT会場予約、試験日と、年2回の上期・下期、CBTと筆記の選び方を、電気技術者試験センターの公式資料で2026年11月1日時点に確認して整理しました。

電験三種は、令和8年度に上期と下期の2回実施され、CBT方式と筆記方式のどちらかを申込み時に選んで受けます。日程の組み方や申込みの手順は、これまでの案内から変わっている点もあるため、公式の資料で確認することが大切です。この記事では、2026年11月1日時点で電気技術者試験センターの公式ページと受験案内を確認した内容を、令和8年度下期の日程を中心に整理します。

令和8年度の日程

電気技術者試験センターの第三種のページと、令和8年度の実施日程のご案内に載っている日程は、次のとおりです。

項目上期下期
受験申込み期間(CBT・筆記共通)2026年5月18日(月)10時〜6月4日(木)17時2026年11月9日(月)10時〜11月26日(木)17時
CBT会場の予約期間6月11日(木)〜7月12日(日)12月7日(月)〜2027年1月7日(木)
CBT方式の試験期間7月16日(木)〜8月9日(日)2027年2月4日(木)〜2月28日(日)
筆記方式の試験日8月30日(日)2027年3月21日(日)
受験手数料(非課税)インターネット7,700円、書面8,100円インターネット7,700円、書面8,100円

上期は申込みの受付が終了しています。2026年11月1日の時点では、下期の申込みはまだ始まっておらず、11月9日の10時からです。申込みは、原則としてインターネット申込みで、受付開始日の10時から最終日の17時までです。会場予約の期間は、実施日程のご案内PDFに載っている日程で、変更される可能性もあるため、申込み前に最新の案内を確認してください。

出典: 電気技術者試験センター「第三種電気主任技術者試験」(https://www.shiken.or.jp/chief/third/)、同「令和8年度電気主任技術者試験の実施日程等のご案内」(https://www.shiken.or.jp/chief/upload/R08denkennittei2.pdf)

年2回の中身

電験三種は、令和8年度も上期と下期の年2回です。当サイトの集計でも、令和4年度上期から令和7年度下期まで、毎年上期と下期が実施されていて、8回分の試験結果が公表されています。公式ページ上で「年2回」と文言として明記されているわけではなく、上期・下期の日程が並んで示される形です。

年2回あるということは、1回の受験機会を逃しても、半年後に次の機会があるということです。科目合格との組み合わせで考えると、さらに意味があります。受験案内によると、科目合格をすると、申請により最大で連続5回まで、その科目の試験免除を受ける権利が得られます。たとえば、令和8年度上期に科目合格した場合は、免除期間が令和10年度下期までと示されています。

免除は自動では適用されません。科目合格を持っている人が申請をせずに申込むと、申込み内容と試験の結果が優先されます。免除を使うときは、申込みの際に忘れずに申請してください。

出典: 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験 受験案内」(https://www.shiken.or.jp/chief/upload/20260511r8tannai0526.pdf)

CBT方式と筆記方式の選び方

受験案内には、令和8年度から、受験方式(CBT/筆記)を受験申込み時に選択できるようになったと書かれています。申込期間は、CBT方式でも筆記方式でも共通です。CBT方式か筆記方式のどちらか一方での受験で、両方を受けることはできません。

公式の資料で確認できる両方式の違いは、次のとおりです。

  • 試験科目、出題範囲、解答数は、どちらの方式でも共通です。
  • 解答は、CBTがコンピューター上での五肢択一、筆記がマークシートへの五肢択一です。
  • 試験日は、CBTが約25日間の期間内で選べるのに対し、筆記は1日だけです。
  • CBTは、受験票が発送されません。試験当日は、顔写真付きの公的証明書を持参します。
  • 受験手数料は、方式にかかわらず同額です。

公式の実施日程のご案内には、第三種の受験には、試験会場と試験日時を選択・変更できるCBT方式をお勧めしますと書かれています。ただし、どちらが合格しやすいかを比べた資料は、確認できませんでした。そのため、この記事でも、方式による有利不利は書きません。

CBT方式の手順と注意点

CBT方式を選んだ場合は、申込みのあとに、別の手続きが必要になります。

  1. 受験申込み期間に、マイページから申込みを完了し、受験方式でCBTを選ぶ。
  2. 会場予約の期間に、自分でマイページから試験会場と日時を予約する。
  3. 予約した日時に会場へ行き、受験する。

注意したいのは、会場予約が、受験申込みと同時にはできないことです。受験案内には、期間内にCBT会場の予約が完了しなかった場合は、CBT方式・筆記方式ともに受験ができず、受験手数料も返金されないと書かれています。申込みをしただけで安心せず、予約期間を必ずカレンダーに入れておく必要があります。

そのほかに、確認できた事項は次のとおりです。

  • 会場は、期間内であれば、試験を実施しているCBT会場から自由に選べる。予約枠に空きがあれば、全国どの会場でも予約できる。
  • 会場は、パソコン教室などの小規模な場所になることがあり、本試験専用の会場とは限らない。
  • 日時や会場は、変更可能な期間内であれば、変更ができる。
  • 試験開始後は、自分のタイミングで終了と退出ができる。
  • CBT方式で知った試験問題とその内容は、第三者に開示(漏洩)しないという同意が必要である。

得点は、マイページで知ることができ、試験結果は、発表日に試験センターのホームページでも確認できます。

出典: 電気技術者試験センター「CBT方式のご案内」(https://www.shiken.or.jp/shiken/cbt/)

当サイトの集計から見る、上期と下期の受験者数

当サイトの集計では、令和4年度上期から令和7年度下期までの8回で、上期4回の受験者は延べ112,136人、下期4回は延べ102,075人でした。1回あたりの平均は、上期が約28,034人、下期が約25,519人です。

この集計では、CBTと筆記の内訳は分けていません。公式の結果ページにも、方式別の人数は載っていませんでした。したがって、CBTの受験者が何割か、といった数字は、この記事では扱いません。

申込みで見落としやすい点

  • 申込みの方法は、原則インターネットです。書面申込みを希望する場合は、受付終了日の10日前までに、試験センターへ連絡する必要があります。
  • 個人申込みの手数料の支払いは、クレジットカード、コンビニ、ペイジーが利用できます。
  • 手数料は、受ける科目の数にかかわらず同額です。
  • 一次試験免除で申込む人も、同じ申込み期間内に申込みをします。
  • 受験に制限や条件はなく、どなたでも受験できます。

よくある質問

電験三種は年に何回受けられますか。

令和8年度は上期と下期の2回の日程が公表されています。上期は申込みが終わっており、下期の申込みは2026年11月9日の10時から11月26日の17時までです。

CBTと筆記は、申込みのときに選ぶのですか。

はい。受験案内によると、令和8年度から、受験申込み時に受験方式を選択できます。どちらか一方での受験で、両方を受けることはできません。CBTを選ぶと、別途、会場の予約が必要です。

CBTの会場予約を忘れるとどうなりますか。

期間内に会場の予約が完了しなかった場合は、CBT方式でも筆記方式でも受験ができません。受験手数料も返金されません。令和8年度下期の予約期間は、2026年12月7日から2027年1月7日です。

受験手数料はいくらですか。

インターネット申込みが7,700円、書面申込みが8,100円で、いずれも非課税です。令和8年度の上期・下期とも同額で、受ける科目の数にかかわらず変わりません。

筆記方式の試験日は、いつですか。

令和8年度下期は、2027年3月21日(日)です。上期は2026年8月30日(日)でした。CBT方式は、下期が2027年2月4日から2月28日までの期間内で選びます。

この資格の本

電験三種の試験科目ごとの集計や、この資格に関する本の一覧を、電験三種のページにまとめています。日程や制度を確認したあとの学習の進め方を考える際に、ご覧ください。

電験三種の本

電験三種のページで、試験の基本と本の一覧を見る