気象予報士

気象予報士試験の概要:受験資格・試験科目・手数料・日程を整理

気象予報士試験の受験資格(制限なし)、学科2科目と実技の時間、合格基準、受験手数料(11,400円ほか)、科目免除、令和8年度の日程を公式情報で整理し、過去問の規模も紹介します。

気象予報士試験を受けようと考えたとき、まず知りたいのは、誰が受けられるのか、何を何分で解くのか、いくらかかるのか、次はいつ行われるのか、という点でしょう。この記事では、気象業務支援センターが公表している試験の概要と日程を確認し、受験資格、試験科目、合格基準、手数料、科目免除、令和8年度の日程を整理します。確認日は2026年11月1日です。

受験資格と試験の形式

公式の試験概要では、受験資格について「制限はありません」とされています。年齢、学歴、実務経験は問われません。ただし、気象業務法による処分を受けた場合は除かれます。

試験は筆記で、学科試験はマークシートによる多肢選択式、実技試験は記述式です。学科は「予報業務に関する一般知識」と「予報業務に関する専門知識」の2科目、実技は実技試験1と実技試験2の2つに分かれます。

出典: 気象業務支援センター「試験概要」(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-2.html)

試験科目・問題数・試験時間

公式に示されている科目と時間は次のとおりです。

試験科目問題数時間
学科予報業務に関する一般知識15問60分
学科予報業務に関する専門知識15問60分
実技実技試験1公式ページに記載なし75分
実技実技試験2公式ページに記載なし75分

実技試験の科目は、公式には「気象概況及びその変動の把握」「局地的な気象の予想」「台風等緊急時における対応」と示されています。

合格基準

合格基準は、学科試験と実技試験で次のように定められています。

  • 学科試験: 各科目とも15問中11問以上の正解
  • 実技試験: 総得点が満点の70%以上

ただし、いずれも難易度により調整する場合があるとされています。学科では、15問中4問まで誤答が許される計算です。

受験手数料と科目免除

受験手数料は、免除される科目の数によって異なります。

区分受験手数料
免除科目なし11,400円
学科1科目免除10,400円
学科2科目免除9,400円

科目免除は、次の2つの場合があります。

  • 学科試験の全部または一部に合格した場合、申請により、合格発表日から1年以内に行われる試験で、合格した科目が免除されます。
  • 気象業務に関する業務経歴または資格を有する場合、申請により学科試験の全部または一部が免除されます。詳細は試験案内を確認する必要があります。

免除の具体的な条件や手続きは年度ごとに案内が出るので、申請前に最新の試験案内で確認してください。

出典: 気象業務支援センター「試験概要」(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-2.html)

令和8年度の試験日程

試験は年2回行われます。令和8年度は、第1回が通算第66回、第2回が通算第67回です。試験地は、北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県、沖縄県の6か所と掲載されています。

項目第1回(通算第66回)第2回(通算第67回)
受験資料配布開始2026年5月18日2026年10月19日
受験申請期間2026年6月15日〜7月3日2026年11月16日〜12月4日
受験票到着期間2026年8月3日〜8月7日2027年1月8日〜1月15日
試験日2026年8月23日(日)2027年1月31日(日)
合格発表日2026年10月9日(金)2027年3月19日(金)

申請は期間内に、消印が当日有効の郵送で行う必要があり、期間外の申請や手数料の納入は受け付けられないと記載されています。本記事の確認日(2026年11月1日)時点では、第2回(第67回)の受験申請期間はまだ始まっていません。日程は変更される可能性があるので、申請前に公式の日程ページを確認してください。

出典: 気象業務支援センター「試験日程」(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-3.html)

過去問と合格率から見た試験の規模

当サイトでは、第32回(2009年8月)から第65回(2026年1月)までの過去問を集計しています。第38回の再試験を含む35回分で、学科一般知識525問、学科専門知識525問、実技1が152問、実技2が138問の合計1,340問です。

合格率は、公式の実施状況によると、第1〜65回の通算で、受験者243,940人に対して合格者13,433人、5.5%でした(当サイトの集計)。直近10回(第56〜65回)は4.2%から6.2%の範囲です。回ごとの過去問の内訳は 過去問の一覧 で確認できます。

出典: 気象業務支援センター「気象予報士試験 実施状況」(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/pdf/cwfe_result.pdf)

よくある質問

気象予報士試験に受験資格はありますか?

公式の試験概要では「受験資格に関する制限はありません」とされています。ただし、気象業務法による処分を受けた場合は除かれます。

試験は年に何回ありますか?

年2回です。令和8年度は、2026年8月23日(第66回)と2027年1月31日(第67回)の日程が公式に掲載されています。

受験手数料はいくらですか?

免除科目がない場合は11,400円です。学科1科目免除は10,400円、学科2科目免除は9,400円と示されています。

学科に合格したら、次回以降は免除されますか?

学科試験の全部または一部に合格した場合、申請により、合格発表日から1年以内に行われる試験で合格した科目が免除されます。

合格基準は何点ですか?

学科は各科目とも15問中11問以上の正解、実技は総得点が満点の70%以上です。ただし難易度により調整する場合があります。

この資格の本として、気象予報士の過去問を分野と用語で整理した内容は、気象予報士のページ からたどれます。この資格向けの本の一覧も同じページにあります。

気象予報士の本

気象予報士のページで、試験の基本と本の一覧を見る